関 けんいち 議員

視点を変え、視界を広げて、
大きく包み込むように

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〈不登校児童・生徒への対応〉
質問
目黒区立小・中学校の不登校は増加している。令和元年度文部科学省調査で、全国の児童・生徒のうち90日以上長期欠席者も全体の55%と深刻だ。
(1)不登校対応の目指す姿について伺う。
(2)不登校中の子と親とのコミュニケーションの状況を伺う。
(3)登校できずに中学を卒業した生徒のその後の状況を伺う。

教育長
(1)児童・生徒一人一人の状況や課題に合わせて、教育相談員、スクールカウンセラー(※1)、スクールソーシャルワーカー(※2)、そしてめぐろエミールの専門性を生かした効果的な支援を進める。
(2)親の叱責、親の言葉・態度への反発、親の過干渉・放任などが課題となっている。
(3)区長部局を含む関係機関とも連携しながら、一人一人の状況に応じた支援を進める。

〈子どもの弱視早期発見〉
質間

眼鏡などを使っても十分な視力が得られない弱視の子は、国内に50人に1人。6歳までの早期発見・治療は欠かせない。弱視の発見は3歳児健診時の屈折検査が有効だが、検査機器の導入について、所見を伺う。

区長
検査体制および環境整備を検討している。専用の検査機器を用いた屈折検査は、できるだけ早期に開始する。

《用語解説》
※1 スクールカウンセラー 臨床心理に関し専門的な知識と経験を有し、心の専門家として助言・援助を行う者。
※2 スクールソーシャルワーカー 教育分野と社会福祉等の知識や技術を有し、問題を抱えた児童・生徒が置かれた環境へ働き掛けたり、関係機関等とのネットワークを活用したりするなど、課題解決を図るコーディネーター的な役割を担う者。