武藤 まさひろ 議員

目黒区は防災対策の課題改
善に努めよ
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質問
38ヶ所の地域避難所うち、避難所運営 協議会が未設置な地域避難所12ヶ所 ある。地域避難所は、避難生活や災害ト イレ・給水・支援物資の配給拠点となる が、避難所運営協議会が未設置な地域 避難所の運営に支障がないのか問う。

区長
避難所運営協議会未設置の避難 所についても訓練を実施しており、組 織的な運営ができるまでは時間はかか るが、一定レベルの避難所運営は可能 と考える。できるだけ早い時期に全住 区エリアで避難所運営協議会を設置で きるよう、引き続き働きかけていく。

質間
応急給水栓が地域避難所に新たに設置 されたことについて。
(1)今後のスタ ンドパイプを使用した地域避難所訓 練をどのように行っていくのか問う。

(2)地域避難所にスタンドパイプの資 機材が2セットとなるが、どのように 活用していくか問う。

区長
(1)応急給水栓の整備が完了した 地域避難所では、取り扱い訓練の実施 を働きかけるとともに、区も可能な限 り応急給水栓を活用した訓練の実施を 図る。

(2)給水以外に使用した場合の衛 生管理に留意しながら、効果的な活用 方法を検討していく。

質間
自治体条例を制定する事でマイナンバ ーを防災に利用する事ができる。例え ば連絡のつかない家族を探しに避難所 を回ることがなくなり、救援物資も的 確に配布できる。防災においてマイナ ンバーの活用が必要と考えるが、所見 を伺う。

区長
地域避難所でマイナンバーを適 正に利用するには、管理運営方法や環 境整備を検討する必要がある。今後マ イナンバーカードの普及状況や他の 自治体の動向、費用対効果など観点 から、マイナンバーの利用について調 査・研究していく。

質間
平成20年2月に決定した減災目標は、 住宅倒壊や火災による死者半減、避難 者の3割減、外出者の早期帰宅となっ ている。現状の進捗を伺う。

区長
平成24年4月に都が新たな被害 想定に基づく減災目標を設定したた め、地域防災計画で定めた減災目標の 進捗を把握することは困難となっている。