いいじま 和代 議員

「孤立」から「支え合いの社会」
をめざして<

目黒区議会本会議の映像(録画)

〈子どものいじめ防止教育〉
質問
(1)いじめ防止対策推進法の施行に伴い、目黒区として教育現場では、どう取り組んでいくのか伺う。
(2)「いじめ予防教育」として、一人ひとりの子どもの長所を探し褒め合う運動を、まずは学校から、そして家庭に働きかけることができないか伺う。
(3)いじめ予防には小さい時のボランティア活動の経験が役に立つ。そこで、社会奉仕活動を体験することで、その後のボランティア活動や地域活動に継続していける教育として「サービス・ラーニング」を取り入れるべきである。

教育長
(1)国・都が定める基本方針を踏まえ、区の方針策定等の検討を行う。
(2)先進的取組みを研究し、指導法の充実を図るとともに、家庭教育学級の開催等、家庭への働きかけの可能性を検討する。
(3)小中学校では、地域での環境や福祉問題等の課題解決に向けた学習、ボランティア活動、福祉施設等での交流活動を実施している。さらに、サービス・ラーニングの視点を取り入れ、ボランティア活動等につなげるための研究を進めていく。

〈障がい者支援〉
質間

(1)目黒区では「ヘルプマーク付きストラップ」の配付と普及をどう考えているか伺う。
(2)目黒区の身体障害者手帳を持つ聴覚障がい者404名のかたがたの、災害時における支援について伺う。
(3)「耳が聞こえません」また「手話ができます」と書かれた聴覚障がい者・健聴者ともに使用できる「災害時バンダナ」を目黒区で無料配布し、区報や地域の防災訓練等で、区民のかたがたへの周知と支援の呼びかけをするべきである。

区長
(1)都営地下鉄各駅、都バス営業所などでの無料配付の案内を基本とするが、申出があれば障害福祉課等で配付する。
(2)聴覚障がい者を含め要援護者が必要とする支援内容に着目し、また、障害者団体のかたがたの意見を聞きながら、支援策の具体化を図る。
(3)聴覚障がい者のかたの支援は、日ごろ地域のかたがたに理解いただく必要があるため、「地域住民向け支援ガイドライン」の整備を進める。その中で、コミュニケーションツールであるバンダナについても、普及啓発を含めて検討する。