関 けんいち 議員

将来を見据えた視点で、
街づくりを推進せよ

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〈区有施設見直しにおける地域包括ケアシステムの織り込み〉
質問
(1)在宅療養支援窓口の評価と今後の展開について伺う。

(2)区有施設見直しに当たり、どのような行政需要を構える方針なのかを明確にする「目黒区の青写真」について伺う。

(3)地域包括ケアシステムの将来像をどう考えているか、所見を伺う。

区長
(1)医療と介護の連携にかかるネットワークや仕組みづくりを進めてきた。平成28年度から、すべての包括支援センターに相談窓口を設置し、相談支援機能を強化していく。

( 2)「地域ごとの人口特性や区民ニーズに的確に対応する」という視点から
検討していく。

(3)高齢者をはじめ様々な生活課題を持つかたが、安心して暮らせる地域社会の形成を目指している。

〈財政の見える化〉
質間

(1)財政支出が目覚ましくなることを受け、ムダの排除ができる行政評価にしていくことが必要だが、所見を伺う。

(2)平成29年度試行の総務省新基準による公会計制度では、費用対効果が一目で分かる運用を期待するが、どう考えているか。

区長
(1)財政の見える化、効果的・効率的な行政運営のために、行政評価は重要
である。区民により分かりやすい行政評価制度の検討を進める。

(2)職員のコスト意識の醸成や効率的な事業実施に向けた分析等を通じ、創意工夫に満ちた事業展開のための有効な手法の検討を進める。

〈民間空き家・空き部屋の活用〉
質間

(1)国や都の空き家に関する利活用政策についての動きに対し、目黒区の評価及び懸念事項について伺う。

(2)次年度に予定の空き家実態調査では、所有者に国や都の動きを丁寧に紹介した上で、空き家の取扱いに対する意向を伺うべきだが、所見を伺う。

区長
(1)安価で良質な住宅供給、空き室解消など課題解決の可能性がある一方、自治体の負担、不動産業者に対する民業圧迫、連帯保証人等の問題が懸念事項である。
(2)国・都の動きや空き家を取り巻く状況等を十分情報提供した上で、空き家の理由、今後の計画、利活用の可能性等をたずねていく。

〈目黒区のランドマークは何か〉
質間

(1)目黒区のランドマークは何が上がると考えているか。

(2)目黒区では、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会をおもてなしするための好機と捉えているのか、真意を伺う。

区長
(1)自然と調和した目黒天空庭園、旧前田家本邸の洋館・和館、目黒川の桜などである。

(2)2020年大会は、まさにその好機であり、その前の4年間は観光ビジョンに掲げている2020年をきっかけとしたおもてなしプログラムの推進期間である。