開催日:令和元年 6月18日
会議名:令和元年第2回定例会(第2日 6月18日)

○28番(武藤まさひろ議員)  それでは、再質問をさせていただきます。
 まず、食品ロスなんですけれども、もともとこの法案の契機となったのが恵方巻の大量廃棄というようなことがあってだと伺っております。食品ロス削減のため、国や自治体だけでなく、事業者や消費者も巻き込んでいく必要があると思います。
 区では、飲食店や小売店での食品廃棄の削減にどのように協力を求めるのか。また、家庭からの食品ロス削減を促進するための意識の醸成をどのように進めていくのか、伺います。
 もう一点、食品ロスなんですけども、災害備蓄食糧を有効に活用する自治体がふえています。例えば東京都は、2016年、17年と、その多くが更新時期に廃棄されていた備蓄食糧を、賞味期限が近づいたものを物流倉庫に集約し、社会福祉施設や子ども食堂に寄贈するなど、2年間で約180万食を投入しております。
 また、横浜市では、17年度から毎年1回、市内459カ所の地域防災拠点から賞味期限6カ月前の備蓄食糧を回収し、市のホームページなどを通じて、希望する自治体や町会、企業などへ無料配布、ことしは約3万食のパンを配布したと伺っておりますので、区として目黒区内の災害備蓄品の有効活用について伺います。
 次に、病院等での不在者投票についてなんですけれども、今御答弁いただいた中に、最後のところの中に、投票用紙と、書いてあったのと、白紙の部分というふうにありました。今回この病院に目黒区は3票送っているというふうに伺っております。そうすると、1票に関しては白紙ですけれども、2票に関しては、もしかしたら誰かの名前が書いてあったかもしれません。そうすると、御本人が投じた票が実際に結果に反映されておりません。ということは、選挙によっては1票差で当落が決まることもございます。そういった部分の意味で、やはり病院等から返ってくるものに関しては、しっかりと取り組んでいくべきだと思いますが、こうした病院等の施設から戻ってきていない部分の票は、以前の選挙でもあったのか、お伺いさせていただきます。
 2点目です。
 今回いろいろと当日確認させていただいたときに、病院等の連絡先はわかったんですけれども、その病院の担当者までが非常になかなか把握するのが難しく、当然、休日ですので、事務の方がお休みだったように思います。それで今後、やはりそういったことをなくすためにも、やはり不在者投票の指定施設、何度かやり取りがあるということでございますので、担当者、またしっかりと連絡がとれる、そういったような電話番号も含めて、そういった記入をすべきではないかと思いますか、お伺いさせていただきます。
 以上です。

○青木英二区長  それでは私から、まず最初に、食品ロスについてを、私からお答え申し上げたいと思います。
 恵方巻など、今、これがテレビでも大きく放映されて、食品ロスの削減の端緒になったのではないかなというふうに思っているところでございます。今、私ども、買い物ルール、リデュース、リユース、それから食品ロスの削減というのを大きな課題にして進めております。こういった考えに御協力いただける参加店をふやしていくということは大変大事です。
 例えば今御質問の、飲食店ではどういうことをお願いするかというと、大盛りの逆です。小盛り。大盛りと出ていますけれども、小盛り。残さないで食べられるように小盛りという出し方をお願いしたり、それから、できるだけ食べていってください、食べ切りを、これはなかなか難しいんですが、食べ切りのお願いをしていく。それから、それぞれ小売店などには小分け、それからあとは、こういったことは私どもの買い物ルールにも書かせていただいていますけども、ばら売りですとか、それからあと食品、例えば賞味期限、それから消費期限が切れる直前の見切り売りなどをやって、できるだけ残さないようにということを今お願いしております。
 それから、啓発ですが、さまざまな啓発を行って、まさにMGR100なんかはその代表例です。そのほか、鉄は熱いうちに打てということで、今、保育園の園児さんなどに、例えば清掃事務所の職員が、ゴミラスという縫いぐるみで、いろんな環境の話をしています。それからあと、いろいろ印刷物、お子さん向けの小冊子、中でもこれから環境の問題に触れた冊子などでは、この食品ロスの削減について掲載をしていきたいというふうに思っております。それから、今回の法律では、10月が食品ロス削減の月と定められていますから、こういったときにイベント活動を行っていきたいというふうに思っているところでございます。
 それからあと、有効期限間近の、私どもの例えばお水類等では、さまざまな防災の訓練等にお配りし、直近で言うと、6月9日の区民のポンプ操法大会にお配りし、議員も飲まれたかもかもしれませんが、そういった形で有効活用をしているということでございます。
 以上でございます。

○板垣司選挙管理委員会事務局長  指定施設から戻ってこない不在者投票についてでございますが、今回は3票戻らなかったということでございまして、1票は今回問題になった件でございまして、残り2票については、不在者投票を行ったものということで聞いておりますので、今回投票した票のうち、2票が無駄になったということになります。
 また、過去にさかのぼれば、用紙交付した投票用紙が一定数戻ってこないというのは、選挙ごとにあります。ただ、戻ってこない票が棄権した白票なのか、それともきちんと投票した票であるのか、そこまでは把握できていないところでございます。
 次に、指定施設側の担当者をきちんと把握しておくべきではないかということでございますが、確かに指定施設の担当者がわかっていれば、何か問題があったときに、こちらからも事情が詳細にわかる人に直接確認できますから、非常にそれは有効な手段だと思いますので、今までは必ずしも担当者を明確にさせておりませんでしたが、今後は、いろいろやり方はあるかと思いますが、指定施設の担当者を把握して、きちんと記録していくという形をとりたいと思います。
 以上でございます。