いいじま 和代 議員

「支え合う温かな目黒」
をめざして

〈在宅避難の防災備蓄〉
質問
(1)在宅避難のための防災備蓄をどう推進しているか。

(2)震度5以上の震災後には、マンションの配管が破損して水漏れすることがあるが、危険性を周知しているか。

(3)非常用トイレセット備蓄等の推進を積極的に行っているか。

(4)被災後の食について、排水も出さないで温かい料理が作れる「パッククッキング」(※1)の普及・推進への所見を伺う。

区長
(1)区報等でイラストや写真を活用し、食料等の備蓄を呼びかけている。

(2)区ホームページに「マンション防災マニュアルの手引き」等を掲載。防災訓練等の機会を捉え周知に努める。

(3)トイレ対策は健康管理に直結するため、区報や区ホームページ、防災セミナー等で普及啓発に努めている。

(4)区民の関心が高く、親しみやすいテーマであるため、講演会開催や区ホームページなどを通じ、普及・推進の方策を検討する。

〈インクルーシブデザインの考え方〉
質問
(1)「目黒区交通バリアフリー推進基本構想」に基づく高齢者・障がい者のかたへの特段の配慮について、区の現状を伺う。
(2)人に優しい街づくりに「リードユーザー」(※2)の人たちを巻き込み、「インクルーシブデザイン」(※3)の手法を取り入れるべきだが、いかがか。

教育長
(1)だれもが安全で快適に移動できる街の実現に向け、関係機関と連携し、駅や道路のバリアフリー化を進めている。

(2)基本構想策定時も、障がい者の方々の協力を得てまち歩き点検を行った。今後も高齢者・障がい者を含め、幅広く区民の意見を伺いながら取り組む。

【用語解説】
※1 パッククッキング: ポリ袋に食材を入れて湯せんで火を通す調理法。
※2 リードユーザー:高齢者や障がい者など社会生活の上で何かしらの顕在的な不便を感じているかた。
※3 インクルーシブデザイン:高齢者や障がい者など、特別なニーズを抱えた消費者をデザインプロセスの上流工程へと積極的に巻き込んでいく手法。