武藤 まさひろ 議員

堅実な財政運営を基本に
諸課題に対応せよ

〈区長の区政運営〉
質問
4期目となれば、長期的な区政運営となる。これまでの経験を活かし、区長は一番何に重点を置き、これからの区政運営に努めていくのか。

区長
全ての世代が安心して暮らすことのできる地域社会の形成に向けて、「安全・安心を支える区政の推進」、「ともに支え合う区政の推進」、「健全で強固な行財政基盤の確立」の3つを基本姿勢に取り組む。

〈目黒区まち・ひと・しごと総合戦略〉
質間
人口が減っていく時代を迎えるに当たって、目黒区がどう魅力ある施策で多くのかたに選んでもらえるか、そのための取組みだと言える。3つの基本目標が設定されているが、現状の取組みと今後の施策の方向性を伺う。

区長
基本目標ごとに数値目標も掲げて取り組んでいる。取組み状況等については今後調査を行う予定であるが、いずれの事業もおおむね予定どおり進捗していると認識している。住み慣れた地域で安心して暮らすことのできる活力あるまちの実現に向けて、組織横断的に取組みを進めていく。

〈平成29年度組織改正〉
質間
空家対策調整担当係長を新設するが、具体的な取組みを伺う。

区長
空き家対策の総合的窓口として、空き家の活用に関する相談、区の空き家の課題に的確に対応できる計画の策定に向けた調査研究などを行う。

〈区有施設見直し計画〉
質間
区有施設の見直しのもう一つの意味として、経常経費の削減も必要とあるが、いまの計画スケジュールでいいのか伺う。

区長
区有施設見直し計画素案では、前期5年間の重点的取組みとして、施設の機能に着目した見直しに取り組むこととしており、こうした取組みにより経常経費削減に適切に取り組む。

〈無年金者救済法〉
質間
この2月下旬から約64万人に日本年金機構から「年金請求書」が発送される。いままで年金の支給がなかった方々なので、書類が届いても分からないかたもいるかと思う。区として周知が必要と考えるが、いかがか。

区長
受給資格期間の短縮及び年金請求手続きについては、すでに国・日本年金機構がホームページ等で周知しており、区でも、国作成のリーフレットを国保年金課窓口で配布している。今後は、区報、区ホームページなどの活用も含め、区民に分かりやすい周知に努める。