関 けんいち 議員

超高齢社会等を見据えた
街づくりへの課題解決に向けて

〈定年後の充実ライフに向けて〉
質問
(1)社会貢献が展開される町会活動に、 参加のきっかけを与えられる定年を迎 えたかたへの働きかけ(コミュニティ活 動へのお誘い)について伺う。

(2)めぐ ろシニアいきいきポイント事業は、登 録者同士での懇談でさらなる発展がで きるのではないか。

(3)シルバー人材セ ンターの仕事量が少ないと聴いている。 将来の仕事の需給バランスについて伺 う。

区長
(1)地域活動に参加するきっかけ となるよう、「地域デビュー講座」を実施 しているほか様々な支援を行っている。 人材発掘は重要な課題であり、区とし ても町会等からの話には真摯に対応し ていく。

(2)すでに実施しているステッ プアップ研修・応急救護講習など、今後 ともさらに充実し事業の発展的展開に 努める。

(3)社会情勢の変化等で生まれ てくる新たな仕事の需要を捉え、仕事 の発注拡大について引き続き検討して いく。

〈区有施設見直しに伴う解決すべき問題の提起〉
質間

(1)地域包括システムの住まいと生活支 援が一体化した取組みを試行された自 治体がある。23区の中でも平均家賃の 高い本区では、特有の弱点を補えられ ると考えるが、所見を伺う。

(2)不燃化 10年プロジェクトの沿道整備では、区 の立場で住民にアドバイスを与えられ る相談体制を築くほか、住まいに本当 に困っているかたには、区有施設見直 し等に伴う代替住宅の検討をすべきだ が、所見を伺う。

区長
(1)今後住宅セーフティネットの あり方を検討する際には、国の動向を 見据えながら、地域包括システムの住 まいと生活支援が一体化した事業の考 え方も参考にしたいと考えている。

(2) 今年度、街区別に勉強会・相談会を予定 しており、相談しやすい窓口体制も検 討する。区有施設見直しの取組みの中 で生じた土地等については、区有施設 見直し方針に基づき、状況に応じた有 効活用の検討を行っていく。