いいじま 和代 議員

「支え合う温かな目黒」を 目指して

〈食品ロス〉
質問
(1)「食品ロス」(※1)削減の区の取組み について伺う。

(2)未利用食品を生活困窮 者や福祉団体施設などに提供する活動「 フードバンク事業」への支援や災害備蓄食 料の廃棄を減らす取組みの推進をすべき である。

区長
(1)「めぐろ買い物ルール」の普及促 進を通じて取り組んでいる。

(2)2月に都と連 携し、「食品ロス」対策関連企業等と「ごち そうとぼうさい」を実施した。今後も民間団 体の取組みの研究等も踏まえ、ごみ減量の 推進を図る。

〈障害者差別解消法〉
質問
(1)「障害者差別解消法」(※2)の施行に 伴い、教育現場では従来と比べてどのよ うに変わり、どう取り組んでいくのか姿勢 を伺う。

(2)ドキュメンタリー映画「みんな の学校」は、今日の公教育の在り方に大切 な視点を投げ掛けている。区でも、まず学 校長はじめ学校関係者が見るべき。研修 講師として依頼できないか。

教育長
(1)第一次特別支援教育推進計 画策定以降、教職員の障害理解を促進し てきたが、障害者差別解消法施行を機に、 さらに研修等を通して教職員の合理的な配 慮への理解を促進し、実践を積んでいく。

(2)文部科学省特別選定の評価の高い作 品と聞いているが、自主上映会方式のため 内容確認ができていない。上映会、研修とも に、鋭意検討を進めていく。

〈ストレスチェック〉
質問
区においても職員に対し、平成28年度以 降ストレスチェック(※3)が実施される が、メンタルヘルス予防プログラムを取り 入れるべきである。

区長
本区では、ストレスチェックの結果に より、職場単位でのストレスの傾向や特徴を 分析し、その結果を「より良い職場づくり」に 活用していくことに特に力を入れて取り組ん でいく。

【用語解説】
※1 食品ロス:食べられるのに捨てられてしまう食 品。

※2 障害者差別解消法:全ての国民が、障害の有 無によって分け隔てられることなく、相互に人 格と個性を尊重し合いながら共生する社会の 実現に向け、障害を理由とする差別の解消を 推進することを目的とする法律。平成25年6 月制定。

※3 ストレスチェック:定期的に労働者のストレスの 状況について検査を行い、本人にその結果を 通知して自らのストレスの状況について気付き を促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを 低減させるとともに、検査結果を集団的に分 析し、職場環境の改善につなげる取組み。