武藤 まさひろ 議員

将来を見据え、
区有施設のあり方を区民に示せ

目黒区議会本会議の映像(録画)

〈経常経費削減〉
質問
行革計画で「経常収支比率の上昇を回避するため、歳入見通しを踏まえた経常的経費の削減目標額を定め、財政の柔軟性確保を目指す」とあるが、削減目標額を伺う。

区長
行革計画で定めることとしている経常的経費の削減目標額は、現時点では具体的な金額を定めるに至っていない。今後、歳入確保にも全力を挙げ、歳入・歳出の両面から財政構造の改善に取り組んでいく。

〈区有施設の見直し〉
質間

平成25年度末に、区としての施設のあり方判断が発表され、施設整備の優先性検証と統廃合であれば区が保有しなければならない施設かどうかが判断の対象となり、また、保有する場合の適正な施設数は幾つなのかといった基準が重要となる。どのような基準が適切なのか問う。

区長
区有施設の見直しは、検討の緒についた段階であり、今後、区有施設見直し有識者会議におけるご意見なども踏まえて、適正な基準づくりの必要性も含め、区有施設見直し方針の策定に向けて検討を進めていく。

〈財政計画〉
質問

平成29年度までの財政計画(案)では、歳入に関しては、大幅な回復とはいかないと想定されている。目黒区の財政逼迫(ひっぱく)の原因は、歳入の大幅減が大きな要因となっていたはずである。今後も歳入確保が望めないのであれば、平成27年度以降も「財政健全化に向けたアクションプログラム」を継続するのか伺う。

区長
同プログラムは、短期的には平成26年度までの財源不足の回避、中長期的には財政対応力を回復し積立基金の積み増しを図るものであり、26年度までの財源不足は回避できる見通しである。26年度は実施計画等の改定作業の中で、財政収支見通しをお示ししたい。同時に27年度以降の区政運営に向け、現在取り組んでいる事務事業の見直しについても、個々の事務事業の取扱いを改めて検討していく。

〈財政計画学校教育プラン〉
質問
めぐろ学校教育プランでは、生きる力(確かな学力・豊かな心・健やかな体)をはぐくむ教育の推進に、取り組んできている。学力と体力は比較的判断がしやすいが、心の判断は難しく、区としての「心の教育の取り組み」について伺う。

教育長
副読本「めぐろの心」を活用した授業や、さまざまな体験活動を通じて道徳教育を充実し、今後も子どもたちの豊かな心の育成に努めていく。