川原 のぶあき 議員
公民連携の新たな手法で |
〈公民連携による効果的な施策の実施について〉
質問
(1)先進的な施設の包括的保守管理委託(※1)の導入について、各施設の保守管理を包括的に行い、維持管理コストの削減に取り組むべきだが、見解を伺う。
(2)公用車を活用したカーシェアリングの導入について、民間企業と協働し、カーシェアリングの導入で脱炭素化の促進と事業費の低減に取り組むべ
きだが、見解を伺う。
区長
(1)増加傾向にある施設の維持管理費の縮減は、他自治体でも見られる包括的な維持管理業務といった新たな手法を検討する。
(2)環境負荷の低減や事業費の低減、事務の効率化などの効果が期待できることから、電気自動車等への切り替えのタイミングを考慮して、民間企業から情報を収集しながら積極的に検討する。
〈区有施設の男性トイレ個室へのサニタリーボックス設置について〉
質間
尿漏れパッドを着用する男性のため早期に設置すべきだが、見解を伺う。
区長
8月20日から、総合庁舎内にある男性トイレの全ての個室に、サニタリーボックスを新たに設置した。総合庁舎での利用状況を確認の上、対応可能な施設から設置していく。
〈持続可能な施設整備について〉
質間
学校施設の更新は、今後30年間で24校。経費は1,700億円。教室以外の施設については、地域共用施設として公民連携の整備手法を取り入れ、経費縮減を図るべきと考えるがいかがか。
区長
最適な施設サービスの提供に向けて、コストの視点を持ちながら、さらに従来の発想から一歩進んだ取り組みを検討するなど、効果的、効率的な施設整備を行っていく。
《用語解説》
※1 施設の包括的管理委託 個々に委託していた保守点検や清掃等の業務を、一つの委託に包括した維持管理手法で、複数年にわたり契約するのが基本となる。業務の効率化による経費の削減や、管理水準の向上・均一化などの効果が期待できる。
Comments are closed.