川原 のぶあき 議員

行革と人材育成は再生の二本柱
少子化対策を充実せよ!

目黒区議会本会議の映像(録画)

〈行財政改革〉
質問
(1)民間委託や指定管理者制度導入による効果と課題認識について伺う。
(2)足立区では、本年1月から窓口業務を本格的に民間委託したが、本区でも経費削減とサービス向上の観点から導入できないか、見解を伺う。

区長
(1)経費の縮減、専門性や創意工夫によるサービス内容の拡充等の成果があった。区民の安全とサービス水準の維持・向上の優先が課題である。
(2)最小の経費で最大の効果を上げ、区民福祉の向上を図ることが自治体の責務であるため、他自治体の事例も参考に民間活力の活用に取り組む。

〈人材育成〉
質間

(1)職員の意欲を持続させるためには、計画的な育成システムと適正な業績評価が必要と考えるが、見解を伺う。
(2)係長昇任試験の受験率が低下しているが、人材確保の観点から筆記試験によらない昇任制度を導入できないか、見解を伺う。

区長
(1)現在も若手職員の意欲持続を図る取組みを行っているが、改定予定の人材育成活用基本方針を踏まえ、さらに計画的なシステム構築と適正な業績評価を目指す。
(2)筆記試験を含めた総合的な能力実証が原則。筆記試験によらない制度導入の予定はない。

〈少子化対策〉
質間

(1)妊娠や子育てに不安を抱える女性に対する支援の現状と課題について伺う。
(2)産後の妊婦と胎児ケアなどを同時に行う「産後ケア支援センター」を開設できないか、見解を伺う。

区長
(1)乳幼児健診等で支援の必要な母親を把握し、保健所や関係機関等につなげている。妊娠から育児期まで継続した支援体制と児童虐待防止に向けた連携強化が課題である。
(2)社会資源や財政面から開設は困難。新生児訪問拡充等で支援を充実させる。